蒜山は、蒜山三座(上蒜山・中蒜山・下蒜山)を はじめ1,000m級の山々に囲まれた標高400〜600mの高原地帯です。 気候は、冷涼な高原型気候で、平均気温10.7℃、年間降水量2,020o、積雪期間は約90日とされています。
蒜山高原は冬には多くの雪が降ります。 また、夏の日中は暑いのですが、日陰や夜は涼しくなりとても過ごしやすくなります。このように昼夜の寒暖の差が激しい蒜山は、野菜などを作るのに絶好の気候条件といえます。
実際、庭の植栽なども朝には夜露でしっとり濡れていて、火山灰の含まれた良質の土壌の恩恵もあり生育もすこぶる良好です。
過去、この地域は台風時期においても、台風の通り道ではなかったためにほとんど台風の被害に遭うことがなかったと聞いています。また、冬期の積雪も年内はあまり積もらなかったようです。
しかし、近年では大きな台風が何回と通過し被害をもたらしました。また、積雪も年内にドカ雪になると思えば、スキー場の営業ができないくらい積雪の少ない年があったりと、温暖化の影響がこの蒜山まで及んでいるのではないかと心配です。地域柄、天気予報は特に冬場は岡山県北部よりも鳥取県西部に近いようです。
|