Nゲージ入門 鉄道模型のメーカー

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Nゲージ入門 鉄道模型のメーカー紹介

 日本でNゲージモデルを発売している主要7社を紹介していきます。

 初心者にも扱いやすいプラスティック製の完成品を中心に発売しているメーカーはKATO、TOMIX、マイクロエース、グリーンマックスなど、金属製モデルを中心に発売しているメーカーはワールド工芸などがあります。お好みの車種や予算に合わせて選びましょう。

 
メーカー プロファイル
KATO
 1965年に、日本で最初のNゲージ鉄道模型を製造・販売した関水金属。現在は販売元のKATOブランドで、高品質のモデルを日本のみならず、海外でも広く展開している。
 新技術の開発にも積極的で、リアリティある連結間隔を実現したKATOカプラーや、実車同様にカーブで傾斜する振り子式車両など、KATOが開発した技術は多い。

TOMIX
 TOMIXは、大手玩具メーカー・タカラトミーの系列会社、トミーテックが展開する鉄道模型ブランド、1974年にNゲージに参入する。
  車両の完成度には古くから定評があり、特に1993年のキハ58系から登場したHG仕様では、従来のNゲージの常識を覆すディテール表現を実現。国鉄の特急・急行型を中心に展開し、その後の表現の新たな指標となった。

グリーンマックス
 都内の小さな模型店マックスが1975年に立ち上げた、ショップ自主製作ブランドから始まったグリーンマックス。GMの略称とともに、多くのファンに親しまれている。
 当初は完成品を発売していたが、次第にプラ製キットに特化。塗料やストラクチャーなど、改造や情景製作の必需品を提供し続けてきた功績は偉大だ。

マイクロエース
 1/80スケールのブルートレインなどのプラモデルで知られた有井製作所。1996年にD51 498を発売してNゲージに本格参入し、現在のマイクロエースブランドが確立される。数々の新製品を投入し、壮大なラインナップを誇る。
 プラ製完成品とは縁遠かった車種も多く、南満州鉄道の特急あじあや、DF90・キハ91系などの試作車、さらに幻の蒸機・C63などの模型化は衝撃的だった。

MODEMO
 飛行機などのプラモデルで有名なハセガワが、1997年から展開するNゲージブランド。最初の製品はスハ32系で、中村精密から譲渡された金型を使った。
 1998年に初めてのNゲージオリジナルモデルとして都電6000型を発表。以後はNゲージの空白地帯だった路面電車や小形電車を中心に、次々と展開していった。

ワールド工芸
 真鍮製Nゲージモデルの発売元は多々あるが、中でも一定の品質を保って安定した供給を続けている会社のひとつ。
 当初は発煙装置やB20などのディスプレイモデルなどを発売したが、最近では蒸機や旧型電機を中心に展開。組み立て易い合理的な設計には定評がある。製品はキット中心だが、一部は完成品も発表している。







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