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Nゲージで鉄道模型を楽しむ!
Nゲージとは、線路の幅が9mmで統一された規格の鉄道模型のことをいい、線路の上を1/150(新幹線や欧米の車両は1/160)に縮小された鉄道車両が走るものです。
この9mmのレール幅(ゲージ)は世界共通の規格で、日本の車両はもちろん、準拠していれば世界のNゲージ車両を走らせることができます。Nゲージの「N」の由来は、英語の「Nine」、ドイツ語の「Neun」など「9」を指す単語の頭文字「N」からきています。Nゲージのほかに、1/80スケールのHOゲージや1/220スケールのZゲージなどもあります。
Nゲージは「模型」だけに、ディテールを可能な限り精密に再現して縮小していますので、子供たちに人気のプラレールなどの「玩具」とは一線を画しています。
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Nゲージの楽しみ方 |
鉄道模型の楽しみ方は様々ですが、基本は車両を走らせることです。車両を走らせるには線路と車両、そして運転する電源装置(制御装置)が必要です。
モーターを搭載した車両(動力車)は、機関車や気動車なら1台でも走れますが、電車や気動車特急では、運転する車両(制御車)も必要になります。
レールは、日本ではKATOとTOMIXの二大ブランドがあり、どこのメーカーの車両でも走らせることができます。
電源装置は、家庭用AC100V電源を鉄道模型用のDC0〜12Vに変換し、表面のハンドルでボルト数を変換することで、列車の速度を変えて運転できます。こちらも上記メーカーが定番ですが、レールと制御装置を揃えるのが原則です。
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Nゲージは電気で動くのですが、プラレールのように電池を車両に載せるわけではありません。
Nゲージ車両は2本のレールから車輪を通して電気を取り、動力車のモーターを回して走行します。そのレールにはフィーダーと呼ばれるコードを使って専用の電源装置から電気が供給されます。走行中に線路に電気が流れており、進行方向右側がプラス、左側がマイナスの直流で電圧は最大で12V。電流自体は微弱なので触っても感電することはありませんが、レールの上に金属を置いたり飲み物をこぼしたりすると、ショートして車両や電源装置などが破損する場合もあるので注意が必要です。
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